ここ最近、X上でAIへの指示プロンプトを日本語変換せずに、ローマ字で入力したら良いのではないかという話題が人気になっています。
例えば、次のような感じ。
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「タスク管理ツールを作ってください」というのを、ローマ字だけで入力しています。
日本語は、変換して確定するという部分に無駄なエネルギーが必要なので、その部分を省略できたら良いのではないかという考え方。
実際筆者も試してみたのですが、入力するのは非常に楽になりました。筆者はATOKを利用していて、句読点での自動変換を行っているのですが、少し入力をしては変換が正しいかをチェックするというのが、実は隠れたストレスになっている事が分かります。
そこで、実験的に「AIがまとめて入力したローマ字を、一気に変換してくれるツール」というのを開発してみました。といっても、作ったのはCursorです。次の動画をご覧下さい。
画面の上部に入力すると、その下でリアルタイムに日本語に変換します。最初のうちは、AIからの返答文が表示されていますが、しばらく入力するとAIが役割を理解して、変換結果のみを表示してくれるようになりました。
AI基盤には、「さくらのAI Engine」の「llm-jp-3.1」を利用しています。固有名詞などの変換はさすがに苦手なようですが、十分実用的でした。
セキュリティには注意
AIに日本語変換をさせる場合、セキュリティには考慮する必要があります。自分用のメモを入力していて、うっかり機密情報や個人情報を入力してしまうと、AIにそれが送信されてしまい、学習データとして利用されてしまう恐れがあります。
さいわい、「さくらのAI Engine」のLLMは、ローカルLLMなので学習などには利用されません。
コストにも注意
もうひとつが、コスト面です。上記の例では、入力されたローマ字をリアルタイムで監視しながら、入力された内容を全文プロンプトとして送信しています。そのため、長文になると、その都度すべての文章がプロンプトとして送信されてしまいます。
高額なモデルを利用していると、API料金がかさんでしまうかもしれません。上記プログラムも、手元では動いていてデモとして公開は可能なのですが、APIの料金がかさんでしまうため、公開は難しいですが、ご興味がありましたらお問い合わせいただければ、デモとしてご覧いただくことができます。
H2O spaceは、このようなAIのAPIを利用した開発や、AI駆動開発を得意としています。アイデアなどお持ちでしたら、ぜひともお声がけいただければ幸いです。
